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学校選び



アメリカ大学教育

  留学するにあたって、学校選びはとても重要な第1歩となります。留学生活、そしてその後のキャリアや人生にも影響してくるからです。じっくりと時間を掛けて自分に合った学校を探しましょう。



まずはじめに

 

留学先の学校を選ぶ前に、必ず考えておかなければならないことが2つあります。それはずばり「目的」と「条件」です!


 




  「目的」 = 自分がやりたいコト


  (例)どうして留学したいのか、どんなことを学びたいのか、将来何をやりたいのか、どのような
     資格・学位を取得したいのか、など。

  「条件」 = 自分が持っているモノ

  (例)語学力(=英語力)、学力、技術・能力、資金(親の援助や奨学金はあるか)、留学可能な
     期間など。


まずは自分の目的と自分が持つ条件を明確にし、学校を選ぶ土台作りをしましょう。やりたいことや条件がはっきりしないまま、知名度などで何となく学校を選んでしまうと大抵は後悔することになります。

同じ専攻でも、大学によってプログラムが全く違ったり、その専攻自体がない!なんてこともしばしばあります。早くから学校選びに取り掛かり、やりたいことができる、自分にぴったりの学校を見つけてください。



4つのポイント

 

やりたいことと自分の持つ条件がはっきりしたら、いよいよ本格的にリサーチ
と 学校選びをスタート。目的と条件を照らし合わせながら、優先させたいポイ ント に沿って行きたい学校を絞り込んでいきます。ここでは「絞り込み」ポイ ントを 下記のように大きく4つに分けて紹介します。


タイプで選ぶ

 

私立 vs 公立
どちらを選ぶかで後に挙げる学費や設備などが変わります。一般的に私立の方が学費が高く、その分設備やサポート、プログラムが充実しています。資金の関係から、公立を選ぶ学生が多いようですが一概に公立の方が安いというわけではありません。

例えばカリフォルニア州では、近年教育関連予算のカットにより公立大学の学費が上がり続けています。中でもカリフォルニア大学(UC)の学費は年間約2万5千ドル(2006年度)と、公立とは思えないほど。反対に私立大学では留学生に対する奨学金制度も整っていることが多く、優秀な学生には学費の一部〜全額が支給され、結果的に公立よりも安く済むこともあるようです。


学校タイプ
学校タイプには語学学校、コミュニティー・カレッジ、4年制大学、大学院などがあります。取得したい単位や学位、身につけたいスキルによって、または留学可能な期間や資金に合わせて最適な学校を選びましょう。


中身で選ぶ

 

学校のレベル
大学のレベルは出版社などによるランキングや合格率を参考にしましょう。アイビー・リーグやスタンフォードなど一般に言う名門校は、言うまでもなくレベル、難易度共にトップクラスです。大学院や一部の学部については、分野別ランキングも出ているのでそちらも参考にしてください。


専攻、プログラム内容
自分の学びたい分野、専攻がその学校にあるか、その内容が学びたいことと一致しているかどうかは、学校を選ぶ上でとても大切です。先にも触れたように、同じ専攻でも大学によってプログラム内容は様々です。専攻内容について時間を掛けて調べることは、「目的」を達成するため、留学を成功させるための最重要ポイントです!

また、大学ごとに強い専攻があるので、そういった情報も学校選びの際、とても参考になります。


教授や授業の質
出版社による大学ランキングには教授対学生の比率や、学生の満足度なども詳しく掲載されているので参考にしてみてください。ラクトでも大学ランキングを掲載しています。


環境で選ぶ

 

地域
学校がある地域も絞り込みに大切なポイントです。広い国土面積を持つアメリカでは、地域ごとに気候や文化ががらりと変わります。また都市部か郊外、田舎を選ぶかで生活事情が変わるので要注意です。

例えばロサンゼルスは温暖で過ごしやすく、日本食なども手に入りやすい非常に便利な地域です。車がないと生活できないのが難点ですが、ハリウッドやビーチも近く、エンターテイメントも充実しています。ニューヨークも同様ですが、気候はずっと厳しいものになります。しかし、車は全く必要ないぐらいに交通が発達しています。また、中西部など田舎になると物価が安い一方で、不便さが増し、留学生の割合も低くなります。

学校のある地域は留学生活に大きく関わるのでしっかりと調べておきましょう。


規模
学校の規模は学生数で判断します。アメリカの学校は数百人の小規模校から何万人もを擁するマンモス校まで様々です。一般に州立大学にマンモス校が多く、私立には小規模なものが多いです。規模が大きい学校は専攻やプログラムの種類が豊富で、クラブや課外活動も充実しています。反面、ひとりひとりに対するサポートが不足していることが多く、教授や他の学生との関係も希薄なものになりがちです。

小規模の学校ではプログラムが限られていますが、サポートがしっかりしており、少人数クラスのアットホームな雰囲気で勉強できるでしょう。


学生の構成
アメリカの学校では実に様々な人が学んでいます。特にコミュニティー・カレッジでは隣の席に50歳の社会人や子供を抱いた主婦が座っているということも珍しくありません。人種、年齢、性別などに関わらず自由に学ぶことができるのはアメリカの大きな魅力です。ガイドブックなどで人種構成などを詳しく知ることができます。


設備
その学校にどのような設備があるかは、ガイドブックや学校のホームページで調べることができます。私立大学は公立に比べて設備、施設がかなり充実しています。あまり注目されないポイントですが、実際に通ってみると以外に重要であることに気付きます。キャンパス・ライフに欠かせないコンピューター、インターネット環境や図書館は調べておきたいところです。また、スポーツジムやストア、クラブ活動など、普段の生活に関わるものを調べるのもいいでしょう。


留学生サポート
学校には大抵アドバイザーやカウンセラーがおり、様々な相談に乗ってくれます。留学生専用のサポートを行うインターナショナル・オフィスがあるかどうか確認しましょう。英語力に自信のない人はESLプログラムやチュータリングの有無もあわせて調べるといいでしょう。


条件で選ぶ

 

費用
留学にかかる費用には、学費と生活費があります。学費は学校によって、生活費は住む地域によってまちまちです。公立より私立の方が学費は高く、都市部の方が郊外より生活費は高いのが一般的です。学費に関してはこちらを参考にしてください。生活費はロサンゼルスやニューヨークなどの都市部では年間約150〜200万円掛かります。

学費は安ければよいというものでもなく、プログラムや設備の充実度も併せて考える必要があります。費用がどうしても足りない場合は、奨学金や教育ローンの利用、学内でのアルバイト、アパートではなく学生寮に住むことなど検討してみるといいかもしれません。


入学基準
各学校は成績や英語力(TOEFLスコア)などの入学基準を設けています。それらをクリアしなければ当然入学できないので、重要というより必須ポイントです。最低でも出願時点でクリアできるようにしなければなりません。

一部の大学では条件付入学(英語力が足りない場合でもESLプログラムを履修することで入学を認める)があるので、英語力に不安な人は調べておきましょう。また、美術・芸術系の専攻ではポートフォリオが必要になることもあります。


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