アメリカ留学体験談 第12弾〜ソーシャルワーカーへの道
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ロサンゼルス生活&面白ガイド > 留学体験談 >  柴崎 さやか さん

大学では学部内主席という優秀な成績を残した柴崎さん。現在は大学院に進み、子どもたちのためのソーシャルワーカーになるためにインターン先での研修と学校の勉強で大忙し!

留学のきっかけは?

高校1年生の夏に短期ホームステイでアメリカに来た時から、アメリカに住むことに憧れていたのと、大学進学を考えたときに、学びたかった心理学がアメリカのほうが発達していたからです。

家族は留学に賛成でしたか?

心理学はアメリカの方が進んでいるし英語も身につくので賛成でした。

現在のアメリカ留学目的は渡米時のものとは変わりましたか?

根本的なものは変わっていません。元々精神障害、情緒障害、行動障害のある子どもと関わる仕事をしたくて心理学を選んだのですが、学んでいくうちに、私のやりたいことはソーシャルワークという方面からのほうがアプローチしやすいということがわかったので大学院での専攻は変えました。ただし、目的や将来の仕事にしたいことは変わっていません。

英語の勉強について

アメリカ生活5年目になると、読み書きではあまり苦労しませんが、最後まで苦労しているのが会話です。とくに今現在インターン先で患者さんや同僚、上司との会話をする時間が長いですが、まだまだアクセントが抜けきらなかったり上手く言いたいことを伝えられなかったり苦労しています。勉強方法は、練習あるのみです。日本人とは住まないで常にEnglish Speakerのルームメートと住んで英語でのみ生活するようにしています。

大学院では何を専攻していますか?

ソーシャルワーク(社会福祉)を勉強しています。この専攻の魅力は、ソーシャルワーカーの仕事の幅の広さです。カウンセラーやセラピストとして、またはケースマネジャーとして、子ども、大人、お年寄り、精神障害を持つ人、難病の人、刑務所にいる人、薬物中毒の人、被虐待児など、実に色々な人と関わる仕事ができます。大学院では半分の時間を学校での授業、残りの半分はインターンに費やし、実践的なスキルを身につけます。私は虐待されて情緒障害を持つ子どものセラピストを目指しています。

将来の夢は何?

将来の夢はアメリカで仕事を見つけて就労ビザを取り働くことです。職業は、子どものメンタルヘルスに関わるソーシャルワーカーを目指しています。住む場所はやはりL.A.がいいです。温暖な気候、多文化なところ、海にも山にも近いところ、大都市ならではの社会問題が混在しているところなど(ソーシャルワーカの仕事が多いという意味で)、どれをとっても魅力的です。

現在はどんな暮らしを送っていますか?

L.A.近郊(ダウンタウンから車で10−15分)で一軒家の一部屋を借りています。どちらかというとホームステイに近い形です。住んでいるのは若い中国系アメリカ人夫婦と小さな子ども、そして私の昔からのルームメート(香港人)です。月に$425で、大きなプライベートルーム、ほぼ毎日の食事、光熱費、インターネット代など、全て含まれています。L.A.でこの値段は破格です。学部時代はずっと寮生活でルームシェアでした。それはそれで楽しかったし、たくさんアメリカ大学の文化を学べました。すごく仲良くなれたルームメートもいれば大喧嘩した人もいて、今では全ていい思い出です。まずは寮に住んでみることをお勧めします。

自由な時間は何をして過ごすことが多いですか?

大学院生活において自由な時間はゼロに近いです。あえて言うならば、スポーツ(バレーボール)をするくらいです。学部時代は、ホームパーティーに行ったり、ビーチに行ったり、買い物をしたりと、結構楽しんでいました。

アメリカ留学で一番思い出に残っている楽しかった&よかったことを教えて下さい。

今でも日々新しい思い出がいっぱいできてきているなかで、 あえて言うのであれば、大学を卒業するときに学部内主席に選ばれて、学部の旗を持って先頭を歩いたことです。4年間の苦労が実った気がして感動しました。たくさんの教授、友達、家族に祝福されて嬉しかったです。

アメリカ留学で一番思い出に残っている一番つらかった&悲しかったことを教えて下さい。

大学4年生の始めに取ったクラスで、初めて発言が義務付けられたディスカッションのクラスでは大変でした。先生がとても厳しい人でクラスメートがとても積極的な頭の良い人たちばかりだったので、なかなか発言するチャンスが掴めずに毎回苦痛でした。授業の後、もう日が落ちて暗く、寮まで帰る道を悔し泣きしながら歩いたこともありました。大学院では全てがディスカッション形式で問題も無く発言しているので、あの頃苦労してよかったのだと思っています。

アメリカの好きな点:

アメリカといっても地域(州)に寄って全く特色が違うので、ロサンジェルス限定で。まず第一にまだまだ差別が残っていることは認めざるを得ませんが、他の国や州に比べて多文化にオープンなところです。色んな文化が共存していて面白みがあります。後は、アメリカの大学では授業に活気があるところです。日本の大学は一度しか見学に行ったことがないのですが、授業がとても一方通行で物足りなかった記憶があります。こちらの学生はみんな自分の意見をしっかり持っていてディスカッションできるところが楽しいです。

アメリカの嫌いな点:

自分が正しいと思い込んでいる人が多いところです。日本人でいう“謙虚さ“にかけます。後は、日本人に比べてやはり几帳面さに欠けている人が多いとも感じます。

ロサンゼルス近郊で一番好きな場所は?

やはり海の近くは気持ちがいいです。ベニスビーチ沿いのストリートをショッピングしながら歩くだけで気持ちが晴れ晴れします。また、ロスの良いところはどんな文化の料理も堪能できるところです。さすが世界各国から人が集まってきているだけあって、ロスで手に入らないものは無いに近いです。

今の留学生活に点数をつけるとしたら、何点でしょうか(100点満点中)?

80点。勉強という意味ではベストを尽くしてきました。結果もある程度ついてきています。あとの20点分は、もっともっと英語を完璧にしたいという部分と、もっとアメリカ社会の仕組みを知っていかないといけないと思うからです。

アメリカ留学で学んだ一番大きい事は何?アメリカ留学によって自分はどのように変化したと思いますか?

自分自身についてです。自分の強いところ弱いところ、短所長所など、自分自身と向き合う時間が長い分、自分について理解を深めることができました。18歳で親元を離れて金銭面以外では自立した生活を送ってきたので、少しはしっかりしたかなと思います。

これから留学してくるひとに一言:

留学は大変です。中途半端な気持ちではできないと思います。その代わり、しっかり目標を持って本気で頑張ればその分得るものも多いですし、可能性も広がります。アメリカで叶えたい夢があるのならば、ぜひ苦労して叶えてみてください。

<留学経歴>

2001年5月 渡米

2001年6〜8月 語学学校 in OSU

2001年8月〜2002年12月
Oklahome State University

2003年4月〜2005年6月
California State Polytechnic University, Pomona
卒業(B.A. in Psychology)

2005年8月 University of Southern California大学院入学

2007年5月
同校卒業(Master in Social Work)予定